#今だからこそすすめたい本
あなたには
「この作家の本だったら必ず読む!」
という作者買いしてしまう本ってありますか?
今日は一人の作家に夢中になった店主の本ライフをご紹介します。
田町商店街、観光通りの交差点を抜けて少し行ったところにある
印章店「玉木水象堂」。
電子書籍より紙の方が感動が深いと語るのは店主の玉木さん。
玉木さんおススメはアメリカの
ミステリー・ホラー作家ディーン・クーンツの作品
◎ウォッチャーズ上下(ディーン・R・クーンツ)
◎フランケンシュタイン 1~5(ディーン・R・クーンツ)
玉木さんと『ウォッチャーズ』との出会いは今から30年以上前。
日本語版・映画化作品も制覇した後、原作の雰囲気も知りたい!とペーパーバックの原書版を購入してそちらも読破しているそう。
「森で拾ったその犬には、なにか知性のようなものが、意思に似たものが感じられた。孤独な中年男のトラヴィスは犬に〔アインシュタイン〕と名を与え、半信半疑の対話を試みる。徐々にわかってくる信じがたい事実。それにしても犬は、何を警戒しているのだろう。繁みの陰に、暗闇の奥に、なにか恐るべき〝もの〟がひそんでいるのか⁉︎」
(文庫本あらすじより)
おすすめポイントは
「主人公の男性と天才犬とのやりとりが心温まる。衝撃的なラスト」
と語ってくれました。
同じ作家の作品「フランケンシュタイン」も原書の1巻から読み始め、もうすぐ完結の5巻を読み終わるところだそう。
天才学者フランケンシュタインが作り出した人造人間が自我に目覚め、創造主であるフランケンシュタイン博士と戦うこの作品。
「なかなか博士が強くて勝てないのでハラハラする!」
と玉木さん。
ウォッチャーズ上下、続編の「ミステリアム」、「フランケンシュタイン」1~5巻と、日本語版から原書まで読む玉木さん。
そんな玉木水象堂には珍しい印材も扱っています。
以前このブログでも紹介した「オリーブの木」を使って彫った
「オリーブはんこ」の他に、
水晶を彫って作る印鑑もあるそう。
水晶の透明度が高く、一見ガラスにも思えるほどの美しさです。
結婚や出産、家購入など、特別な時に作ることが多い印鑑。
特別な印材で作れば思い入れもまた一層深まりますね。
石好きの方、珍しい印鑑をお探しの方は玉木水象堂で相談してみてはいかがでしょうか?
今回紹介した本はこちら
◎ウォッチャーズ(上)
著:ディーン・クーンツ
出版:文藝春秋
ISBN:978-4167136130
◎ウォッチャーズ(下)
著:ディーン・クーンツ
出版:文藝春秋
ISBN:978-4167136147
◎フランケンシュタイン 野望
著:ディーン・クーンツ
出版:早川書房
ISBN:978-4150412333
※支配・対決(日本語訳版)、lost souls・the dead town(原書)と続編があります
一気読み必至のディーン・クーンツ。
秋の夜長にいかがでしょうか?